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社員を育てる最大のコツ

小さな会社の社長の相棒
松本です。

あなたが社員を指導している時に、
こう感じたことはありませんか?

「何度も同じことを言っているのに、
なんであいつは同じミスを繰り返すんだ!」

「俺が実績を出してきたやり方を教えてやったのに
どうしてあいつは全然進歩しないんだろう」

もし、このような心情になった事があれば
あなたは“ある”落とし穴にハマってしまっています。

私も昔、同じ落とし穴にドハマリしてしまい
困惑した経験があります。

10数年くらい前の話ですが、私の知り合いの
「丸さん」という人と一緒に仕事をする機会がありました。

丸さんは東海地方の愛知県に長く住んでいて
地元の言葉がすっかり身についていました。

一緒に仕事をしていた時、私がちょっと息を切らしていると
「松本さん、今日はえらいね」と声をかけられました。

私は息が切れるくらいまで一生懸命に
仕事をしているのを褒められたのだと
思ったのですが、なんだか少し
腑に落ちない感じがしていました。

そして、よくよく聴いてみると
とんでもない思い違いをしていたのです。

実はその後、詳しく話を聴くと、
丸さんが伝えたかったのは
私が解釈した意味とは全く別のニュアンスだったと
言うことが判明したのです。

私は福岡に生まれて育ちましたので
「えらい」という言葉を聞くと、
「ステータスが高い」と言うふうに解釈します。

そしておそらく、「えらい」という言葉に関しては
この解釈が一般的だと思います。

一方、丸さんが長く過ごした東海地方では
「えらい」という言葉を「身体的にきつい」時に
使うということでした。

ここで大きなミスコミュニケーションが
発生していたことが判明したのです。

当時の私は、同じ言葉を使っているのに
この様な意味や解釈の違いがあることを知りませんでした。

なので、「えらい」という言葉を聞いた時
かなり困惑しましたし、おそらく顔に出ていたと思います。

そんな私の顔を見た丸さんは、すぐにハッとして
言葉の意味を説明してくれました。

丸さんはもともと福岡出身だったこともあって
両方の意味を把握しているので、私が「えらい」という
言葉を上手に受け取れていないことを
察することが出来たのでしょう。

もし、丸さんが生まれも育ちも東海地方出身の方だったら
分かり合うのにもっと時間が必要だったと思いますし、
下手をしたら大喧嘩になっていたかもしれません。

ほとんどの人は
「自分が伝えたことは相手にちゃんと伝わっているだろう」
と思い込んでいますし、その前提の下、
他人とコミュニケーションを行います。

しかし、それぞれの頭の中にある言葉の意味や解釈が
ピッタリ一致しているということはほぼありません。

なので、コミュニケーションをする時には
しっかりと伝わっているかどうかを
確認する必要がありますし、言葉の定義も
すり合わせておく事で正確な意思の疎通がはかれます。

さて、このエピソードからわかったことをピックアップすると、

1,同じ言葉であっても人それぞれ解釈が違うことがある
2,思い込みはミスコミュニケーションを生む
3,自分の視点だと相手がおかしく見えるが、
相手の視点だと自分がおかしく見える時もある

という事がわかります。

社長と社員の間に起きるミスコミュニケーションも
立場の違い、視点の違い、同じ言葉に対する解釈の違いが
大きな原因になっています。

たいていの社長はいつも「なんで社員は動かないんだ」
と思ってプンプンしていますし、
逆に社員は「社長はいっつも意味のわからないことばっかり言ってる」
という感じで困惑しているのです。

このスレ違いや思い込みを外すことができれば
一気に社内のコミュニケーションが円滑になり
社員が見違えるほど活発に動くようになるでしょう。

が、1つ気をつけたいのは、自分の思考や言葉の使い方のクセは
自分では認識しづらいという問題があります。

私は仕事柄たくさんの経営者を見てきましたが、
この「無意識のパターン」がボトルネックに
なっている人が本当に多いです。

このボトルネックを解消できれば
あなたの実務能力はさらに向上しますし、
社員の生産性や勤務態度もバツグンに
良くなる可能性が高いです。

これまで指示待ちだったオトボケ社員が
ガンガン動き回るモーレツ社員に変わったり、
今までダラダラと無駄に時間が過ぎていた会議の中で
信じられないくらいにたくさんのアイデアを生み出したり、
とにかくすごい変化が訪れるのです。

では、自分では気が付きにくいボトルネックは
一体どうやって探せば良いのか?

自分で探す方法もあるのですが、
手っ取り早く解消したいのであれば
プロの力を借りるのが一番です。

追伸:

裸一貫で事業を立ち上げ
短い期間で売上6億超えを達成し
海外展開もしてる30代の経営者に
こう言われました。

「あの時、松本さんに出会わなければ
今も自分はフラフラしていたと思います」

「ここまで来ることができたのは
あなたがいてくれたおかげです。
本当に感謝しています。」

この様な声を頂けることが私の幸せです。

正直に言えば、自己顕示欲や承認欲求も
もちろんありますが、それ以上に
才能ある人がつまらないブロックで
足止めされているのを見ていられないのです。

もし、今あなたが壁にぶつかり、
誰にも相談できない状態だとしたら
ぜひ、私の力を使ってください。

「誰にも理解されない」
「どうして良いかわからない」

という状態が続くのは本当に辛いです。

人は、ほんの小さなきっかけがあれば
大きなブレイクスルーが起こります。

あなたのブレイクスルーの瞬間も
きっとすぐ近くに迫っているはずです。

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